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介護形態の決定

ケアマネージャーが決まったら、いよいよ今後の介護の計画を立てるわけですが
現在、要介護者と同居している、別居中である、入院中である・・・と色んな状況が
あるので、出来る限りベターな形態を選択しましょう。

まず、どの形態を選ぶにしても、今まで通りの生活を維持するのは、ほぼ無理です。
時間的、経済的、精神的、色んな負担が掛かってきます。出来る限りの事前情報を
掻き集め、本人と家族とで一番いいであろう方法を選択しましょう。ケアマネによ
っては、非協力的で何も情報を得られない場合があるので、我侭を言うのではなく
今後の生活の大変さを訴えながら、話し合いに巻き込むのも大事です。それでも協
力が得られない場合は、ケアマネを代えるのも一つです。ケアマネとは今後の介護
生活でずっと付き合っていく相手ですので、事情を分かってもらえないなら、本人
と家族が苦しむだけです。(私の場合、今でも苦しめられていますが・・・)
もし入院中なら、ケースワーカーが設置されてる場合が多いので、ケースワーカー
にも相談を持ちかけるといいです。退院させる話ばかりで焦らせられるんですが、
無理に決断して、その後崩壊する例も少なくありません。急性期からいきなり退院
とか、麻痺が残ったままでいきなりの介護は大変。老健などでもう少しリハビリを
進めてから、と思う場合は、老健の空きを待つので退院延期も話し合いましょう。

自宅で生活してる場合と病気などで倒れて入院中とで、選択の目安を挙げたいと思
います。
自宅生活してる親が、どうも認知症らしい・・・と思って始めた要介護認定からこの
段階に至った方は、まだ認知症の専門医に掛かってないなら、まず掛かりましょう。
認知症にも起因する病気等で対処法が違います。アルツハイマーとかは聞いた事が
あると思います。初期段階で薬などで進行を抑制できる場合があります。更に、生
活レベルでのアドバイスもしてもらえますので、今後の参考になると思います。
重度で無い限り、今の生活を急に変えるのは、よくないと言われると思いますので
家族の負担を軽減するケアプランを重点的に選ぶといいと思います。それでも他人
である介護士との接点が増えるわけで、本人から拒絶の態度が見られるかもしれま
せん。ウマが合う介護士に代えるとか、色々と試行錯誤が必要になるかもしれませ
ん。
認知症が重度になると、手に負えない場合もあります。そういう場合は、施設や病
院へ預ける決断も大事です。無理に負担を抱え込まない。辛い時は、何でも使う、
くらいの気持ちでいないと、家族介護は破綻します。自分の親を見捨てるような思
いになるかもしれませんが、病気なんですから、専門の施設に頼るのは当然の事で
す。施設や病院で劇的によくなった例もまた多くあります。

入院中の場合は、考える事がたくさんあります。入院前に家族と同居してたか、
別居なら、すぐ近くに家族はいるか、今後同居は可能か、要介護度の重度、地域の
介護サービスの充実度・・・挙げればキリがないですが。
大きく分けると、2つ。在宅で介護、か、施設に入居、か。
家族の手助けと社会資源・介護サービスを利用しながら、なんとか生活できそうと
判断できれば、在宅介護になります。
重度の介護度で、到底家族では介護できるレベルにない場合、特別擁護老人ホーム
での居宅介護になります。
もう少しリハビリ等を続け、いずれ在宅で生活を送りたい場合は、老人保健施設で
リハビリを続けながら、在宅介護へ、という選択になります。
治療が必要だが、介護がメインとなる場合は、療養型病床に移る事もできます。
これには、療養型病床と介護型病床があり、介護難民防止のクッション的な位置付
けをされてる所です。但し、2012年までに全廃という流れで進められています。

問題点
何より優先されるのは、「本人の希望」。次に家族の希望。それらを実現すべく
ケアマネは働かなくてはいけないのに、働かない。何処にどんな施設があるかさえ
全部家族で調査させるケアマネも普通にいます。この時点で、家族には負担が掛
かります。
そして何より、どこかの施設を利用したいと考えると、全然空きが無い状態。半年
待ちくらいは普通で、入院中の場合は、退院は迫られるし、次の施設は決まらない
し、家に連れて帰るには、もう少しリハビリして動けないと、到底無理という状態
であるのに、療養型病床はどんどん削られ、行き場が無い。
その受け皿で、特養や老健をと、政府は言ってるわけですが、建設が進まない上、
そもそも介護保険施設での医療行為のレベルが違いすぎ、肺炎を起こして再入院や
急変に対応できずにお亡くなりになる例も多いです。医療行為が必要な方の今後の
対応は、特に重度な介護も求められるため、介護難民問題も含め対応が必須です。
結局、済し崩しに「在宅介護」をするしか方法が無い状態になってしまいます。
こうなると、同居、別居、遠距離でもお構いなく家族への負担はどっしりと掛かっ
てきます。
選択後の問題については別途述べますが、まず、要介護者の希望、家族の希望を
より実現する形の整備が整ってない現状で、保険料を上げるとかサービスが不備
なのを家族任せにしている制度は、アウトです。そもそも、介護保険制度の精神は
家族の負担から社会の負担へ、という触れ込みで始まったはずが、全く真逆の結果
を推進してる法改正を繰り返してるのです。
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テーマ : 在宅介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

あのま

Author:あのま
シングル介護で12年。要介護5の母親の介護をしながら、何の補助もない社会制度に苛立ちを覚え、赤裸々な現実をここで書いてみたいと思います。

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