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在宅介護に放り投げてるからこうなる!

100万人の苦悩、3人に一人が男性介護者

介護保険施行前、所謂「措置」の時代、介護は家族でするもので、その担い手は「子の嫁」だった。
記事によると1968年では、50%が「子の嫁」に押し付けられてきたわけだが、当時は兄弟も多く、専業主婦である長男の嫁が担い手になってきたわけだ。数字が示す結果にも納得できる。しかし、核家族化が進み、兄弟の人数も減った2007年には「妻」が25%、「夫」が11%、「息子」が11%となり、「子の嫁」は18%まで減っている。今後も「子の嫁」の減少傾向は続くだろうし、「夫」や「息子」の比率は上がるだろう。

定年夫婦の年金暮らしの高齢者の介護、所謂「老老介護」で夫が介護者の場合、ストレスを感じるのは
1)家事の経験がないので、生活支援サービスが受けられない在宅介護で、要介護者の食事まで一日三食用意するのはかなりのストレスになる。
(2003年の介護保険改正で、政府は同居家族が居る場合の生活支援サービスを受けれなくした)
2)長年連れ添った妻に認知症が出て、それを受け入れる事ができず、介護に奔走。満足に眠れず、自分を体調を崩す場合が多い。
3)夫婦合わせての年金から、介護サービス料を捻出せねばならず、健康時では賄えた生活が、賄えなくなったり、介護の合間に働かざるを得なくなる場合が多い。但し、要介護度が重度になると、働く事もできず、困窮する。

担い手が息子の場合
1)介護休職程度で介護生活に目処が立てば良いが、全介助だったり、徘徊があったりで、家族の見守りがないと介護できない場合は、離職せざるを得ない状況になる。働き盛りの年齢で介護によって失職する事は、男にとって、かなりの苦痛である。
生計の担い手が職を失い、介護に奔走し、親の年金のみで生活を強いられる。蓄えがあるうちはいいが、介護は終わりが決まっていないため、その蓄えもすぐ底を着く。
2)外に働きに行ってた生活から、いきなりの介護生活となり、地域との繋がりも薄く、孤立しがちになりやすい。そのサポートも、ケアマネの技量任せで、中には放置されてしまう場合も多い。
3)生活スタイルの変化に対応できず、介護者が鬱に陥る事も多いが、それを緩和するサポートは全くない。

担い手が誰であれ、施設入所が不可能な場合、家族のスタイルを介護に合わせる事しか考えられてない介護保険。政府は「在宅サービスを充実させる」と言っているが、10年間の在宅介護の進行中の身として言えば、そんなサービスだけの充実で乗り切れるほど甘くは無い。サービスが入れない時間は必ず存在し、その時間の方が多い。必ず家族が介護の担い手にならねばならない状況になるのであるから、経済的支援を含め、離職・復職のサポートも必要なのである。
在宅介護をやった事が無い人間同士で話し合っても、空論でしかない。

晩婚化が進み、介護の若年化も進んでいる。親の介護で離職せねばならず、職を失い、先の見えない介護に鬱になる人が年々増えている。
15年後の団塊世代の後期高齢突入と同時に、日本は崩壊すると思いますよ。


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テーマ : 在宅介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

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あのま

Author:あのま
シングル介護で12年。要介護5の母親の介護をしながら、何の補助もない社会制度に苛立ちを覚え、赤裸々な現実をここで書いてみたいと思います。

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