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厚労省の姿勢がありありと分かるパブコメ

パブリックコメントの設問に意義あり!

3月中旬より厚労省が募集している「介護保険に関するパブリックコメント」。当初3月末まで、という事だったが、締め切りが延長された。決して集まりが悪いとは思えないので、何故延長されたのか疑問も残る。
この募集のきっかけもおかしさ満載なのである。というのも、その二日前に公明党山口代表以下が官邸を訪れ、介護保険改正の提言を鳩山首総理に手渡している。翌日、総理は長妻大臣以下を官邸に呼び、早速検討するように、と指示をしたようだ。で、その翌日から、パブリックコメントの募集が始まったのである。
公明党の「新ゴールドプラン」は100%とは言えないが、よくまとまっている内容である。地方議員が全国でアンケートをして、その結果からの提言という事で、今の介護保険より利用者重視になっている。
担当省として、それを丸呑み出来ないというプライドは分かる。だが、それにしては、設問がお粗末極まりない。
今時、こんな市場調査してては客を掴めない、という典型的な設問ばかり。現場からすれば、怒りさえ覚えるような内容である。
その中で、厚労省の介護に対する姿勢がアリアリと見えたのが、以下の設問。

問6 介護保険サービスの費用負担についてあなたの考えに最も近いものを下記の中から一つ選択して下さい。
1.現在の介護サービス水準を維持するために必要な保険料引上げであれば、やむを得ない。
2.現在以上に介護サービスを充実するために、上記1よりもさらに保険料が引き上げられてもやむを得ない。
3.保険料を現状程度に維持することが重要であり、そのために介護サービスが削減されてもやむを得ない。
4.わからない。


この設問を裏返せば、「もう財源はいっぱいいっぱいで、これ以上の介護サービスを得ようとするなら、徴収料は上がる事に納得しますよね?」というものである。
そもそも、施行当初より、家族負担を増やし、実費扱い項目を増やし、介護報酬を下げているのに、これ以上は出来ません、と言ってるようなものだ。
そもそも、社会福祉、年金の担当省であるので、もっと柔軟に考えが広がるはず。それをこの設問で選ばせ、料金のアップは仕方ないです、と公言するつもりなのであろう。
やり方があまりに汚い。
先日の「消費税アップありき」の論議と合わせて考えると、国民から吸い取る事しか考えてないのが、はっきり分かる。
もっと自浄努力をしなさい。
財源がないから、税金上げればいい、なんてのは、誰だって考え得る事だ。高い給料もらってんなら、しっかり本当の福祉はどうあるべきか、一度原点に帰って描いてみなさい。超高齢化社会になる絵を描ききれてないまま、こういういい加減な制度を作るからガタガタになるんです。
20年以上前の財政支出構造のままやろうとするから、金が足りないんです。そう!要らないものに金を与え続けてる。支出の再構築を今しないと、介護に国は押し潰されます。
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テーマ : 在宅介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

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Author:あのま
シングル介護で12年。要介護5の母親の介護をしながら、何の補助もない社会制度に苛立ちを覚え、赤裸々な現実をここで書いてみたいと思います。

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